生き物

なぜ白い?ホワイトタイガー。ホワイトライオンもいる?飼育をやめるところも、、。

こんにちは。にこです^^

 

ホワイトタイガーに襲われて飼育員がなくなられた

事件が起きましたね。

 

そんなホワイトタイガー、近親交配の結果、

関節の形成不全といった障害をもって生まれたり、

一般的なトラより短命だったりすることが

あるらしいのです。

 

今回はホワイトタイガーがなぜ白く生まれるのか

ホワイトライオンもいるらしい?!!ので

調べてみました。

ホワイトタイガーとは?

 

引用元:https://pz-garden.stardust31.com/syokuniku-moku/neko-ka/white-tiger.html

ホワイトタイガー (ベンガルトラ)

食肉目 ネコ科

学 名 Panthera tigris tigris

英 名  White Tiger

分布域 ネパールからインド、インドシナ

生息環境 主に森林地帯

体 長 雄で230~300cm 、雌では180~230cm 前後

尾 長 雄で100~140m、雌で90~110cm 程度

体 重 雄で180~230kg 、雌で90~180kg 程度

IUCNによる保存状況評価 / 絶滅危惧種 (EN)

 

基本的にメスよりもオスのほうが大きいんですね。

 

  • インドに生息するベンガルトラの白変種でしばしばこのような個体が生まれる。
  • シマのないまったくのホワイトタイガーもまれにみられる。
  • 森林地帯のほか、湿地帯の草原や川の近くの草むらなどに生息する。
  • シカやイノシシなどのほか、ヤマアラシや爬虫類、魚など、ほかの虎と同じように何でも食べる。
  • 体が大きいため、木に登ることはほとんどないが、泳ぐのは上手。

こちらはふつうのベンガルトラ(^^)/

引用元:https://pz-garden.stardust31.com/syokuniku-moku/neko-ka/white-tiger.html

ふつうは兄弟が2~6匹生まれるそうで、

すべてがホワイトタイガーということではないらしいです。

ホワイトタイガーなぜ白い?

ベンガルトラからまれにうまれるホワイトタイガー。

なぜ白く生まれてくるのでしょうか?

 

白く生まれてくる個体を「白変種」といいます。

色素の減少によって体毛・羽毛・皮膚などが

白くなったことです。

 

代表的なものに、ホワイトタイガー、ホワイトライオンですね^^

他にもオオカミ、キツネ、タヌキ、カバ、

ワニ、蛇、クジャク、フクロウ、、、などと

たくさんの動物が白化していることが確認されています。

 

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/白変種#/media/File:Pavo_cristatus_albino001xx.jpg

インドクジャクの白変種。

ホワイトタイガーがなぜ白いのか、

白変種が生まれる理由については、

氷河期と間氷期を繰り返してきた地球環境を生き抜いた現存の生物にとって、氷河期には保護色となる白変種は、生物が生き抜くためには非常に有利な基本的資質であったと考えられる。

そのため現在も、生物が白化する遺伝情報は基本的な遺伝子として生物に脈々と受け継がれていると考えられる。

引用元:http://www.millermccune.com/生物学/ホワイトタイガーは何故白いのか/

 

といってもホワイトタイガーは1958年を最後に

野生での生息は確認されていません

現在では動物園などで飼育されているのみになっています。

 

動物園でみられるホワイトタイガーは

絶滅危惧種ということもあり、

多くの施設でホワイトタイガーの繁殖を

試みています。

 

ホワイトタイガー同士を掛け合わせて

繁殖することでホワイトタイガーが

生まれるようです。

 

ホワイトタイガーは個体数もすくなく、

親戚同士で交配をすることになります。

 

しかし、ホワイトタイガーはベンガルトラの

白変種であり、劣性遺伝です。

劣性遺伝の上に近親交配がすすむことで

障害のある個体を生み出してしまうことが

少なくないそうです。

すでにいたるところで障害のある個体が

誕生していることが事実です。

 

そう、

今までは突然変異として生まれていた

ホワイトタイガーは

いつの間にか人間が意図的に作り出していたのですね。。

ホワイトタイガーならぬホワイトライオン

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ホワイトライオン#/media/File:White_Lion.jpg

 

最も有力な説では、氷河期時代、

多くの地域が氷と雪に覆われた白い世界でした。

その環境下で生きていたライオンは、

白い毛皮が保護色となり、敵から身を隠したり

狩りの獲物に忍び寄りやすくなっていました。

当時は黄色い毛皮のライオンより

カモフラージュに適していたんですね。

 

その当時の遺伝子が今も受け継がれているため、

時折ホワイトライオンとして生まれる

と考えられているそうです。

 

ホワイトタイガーは飼育しません

福岡県、大牟田市(おおむたし)。

 

ホワイトタイガーは今後飼育しません

断言した看板を設置している

大牟田市動物園

 

こちらでは今、ホワイトタイガーの

メスを飼育しているそうなのですが、

近親交配を繰り返したせいで

斜視や関節形成不全などの病気を

抱えて生まれてくることを

知ってもらいたい。

と、展示場前にこのような看板を置いたそうです。

引用元:https://omutazoo.exblog.jp/29343356/

イラストでかかれているので

分かりやすく、かつ深刻な問題が

伝わってきますね。

 

まとめ

  • ホワイトタイガーは白変種という突然変異で生まれる。
  • 今見られるホワイトタイガーは野生ではなく、
    人間が近親交配などを繰り返して意図的に作り出したもの。
  • 近親交配を繰り返すことで障害のある個体が
    うまれているのが事実。
  • 動物園では「飼育をしない」と断言しているところもある。

人間の都合で近親交配を繰り返し、

障害のある個体を生み出す、、、、

 

その障害のある個体はどうなるんでしょうか。

 

そう思うと胸が痛み、かんがえさせられますね。

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